パーマー賞受賞者から学ぶ極意③「発信力がつく教科書本文の扱いとスピーチ指導」@オンライン
◆日時:9月15日(日)10:00~11:30
※申込締切:9月12日(木)
◆講師:久保野りえ(2004年度パーマー賞受賞者/都留文科大学)
【内容】
近年デジタル教材は豊富になりましたが、それが英語力の伸長に直結するわけではありません。授業で生徒に英語力をつけるのはやはり教材を扱う先生の手腕にかかっています。スピーチ活動までを視野に生徒の英語力育成の要点をお伝えします。
【講師プロフィール】
久保野 りえ(くぼの りえ)
東京都江戸川区立南葛西中学校と筑波大学附属中学校で計32年間勤務。その間、高等学校や大学での授業も経験。現在は、都留文科大学、東京外国語大学等で、教員養成に関わる他、中学校での授業も継続している。2004年度パーマー賞受賞。
参加費:会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
【シンポジウム】日本の英語教育「次の百年」へ-学会の垣根を超えて共に目指すところ
【講演】生徒も教師も楽しい、英語が溢れる授業作り
日時:8月17日(土)
①15:00~17:00
シンポジウム「日本の英語教育「次の百年」へ-学会の垣根を超えて共に目指すところ」
②19:00~20:30
講演「生徒も教師も楽しい、英語が溢れる授業作り」
※申込締切:8月14日(水)
※どちらかひとつに参加される場合も、申込方法や参加費は一括となります。
※どちらかひとつに参加される場合は、「ご質問・コメント」欄に「シンポジウムのみ」「講演のみ」とご入力いただけましたら幸いです。
形式:オンライン
講師
①シンポジウム
・ELEC 同友会英語教育学会会長:本多敏幸(都留文科大学・東京女子大学・武蔵大学)
・英語授業研究学会副会長:和田憲明(姫路大学)
・語学教育研究所所長:伊藤雄二(大東文化大学)
②講演
・松下信之(大阪府教育庁首席指導主事)
内容
①シンポジウム
昨年2023年に、語学教育研究所は100周年を迎えました。初代所長 Harold E. Palmer先生が来日してから、百年が経った現在、英語教育に関わる状況が急速に変化しています。語研同様に日本の英語教育を牽引する二つの学会より代表の先生方をお招きして、日本の英語教育の次の百年について、その未来の方向性をお話いただきます。
②講演
多くの先生方が、教室内が笑顔、そして英語に溢れる温かな授業を目指していると思います。講師にパーマー賞受賞者の松下先生をお招きし、生徒とともに英語に溢れた授業をどのように作っていくかをお話いただきます。オンラインではありますが、参加者との距離が近くなるような会を目指します。
講師プロフィール
◇本多敏幸(ほんだ としゆき)
40年以上中・高の生徒を指導してきました。本年度は3つの大学で教員を目指す学生の授業を担当しています。また、YouTubeの「本多敏幸 英語教育ルーム」にて、これまでの指導実践を紹介しています。財団法人語学教育研究所「平成23年度外国語教育研究賞」受賞(『若手英語教師のためのよい授業をつくる30章』に対して)
◇和田憲明(わだ のりあき)
神戸市立中学校を経て、神戸大学附属住吉中学校・神戸大学附属中等教育学校で英語授業実践研究に係ってきました。現在は、大学で小学校教諭を目指す学生の指導に携わっています。附属中学校着任時より英語授業研究学会に所属し、今年で35年です。関西支部長を4年務め、現在学会副会長。
◇伊藤雄二(いとうゆうじ)
約45年に亘って小中高大で英語を教えています。公立中学校、ミラノ日本人学校(小中)、東京学芸大学附属竹早中学校、東京学芸大学附属高等学校、東京芸術大学附属高等学校、北陸学院大学を経て、現在は大東文化大学で教科教育法(英語)の授業を中心に担当しています。2000年度パーマー賞受賞。現在パーマー賞委員。
◇松下信之(まつした のぶゆき)
府立高校2校で教諭として勤めました。「英語に対する苦手意識の払しょく」や、「大学入試への対応とコミュニケーション活動の両立」など、各校の課題は異なっていましたが、どちらの学校においても、「教科書の題材を生かすこと」や「個性・創造性を引き出すこと」を心がけて授業を行っていました。現在は、指導主事として、英語教育の充実をめざし、各校の支援に努めています。
参加費:会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
公開・授業研究会「クラスメイトとの協働でのリテリング:教科書本文の導入から発表まで」
日時:8月3日(土)14:00~16:00
(申込締切:7月31日(水))
場所: 大東文化会館(東京都板橋区徳丸2-4-21)3階K302教室
※対面のみのイベントです。オンライン配信はありません。
授業者:木村祐太(金沢市立西南部中学校/2021年度若林俊輔奨励賞受賞者)
助言者:及川 賢(埼玉大学/語学教育研究所評議員)
内容
教科書本文の導入から、授業の終末でのペアでのリテリングの発表までの授業を見ていただきます。学力差があるクラスの中でどのような工夫を行えば、全生徒のやりがいを高め、英語を使用させることができるか、実例を授業を通して提案させていただきます。
授業者プロフィール
木村祐太(きむら ゆうた)
石川県の公立中学校で教えて16年目になります。多くの先生方と同じように、教科指導だけでなく、担任業務、校務分掌、生徒指導、部活動などで目まぐるしく忙しい毎日を送っています。「より良い授業を」という思いに駆り立てられ、これまで語研でも様々なチャレンジの場をいただいてきました。
助言者プロフィール
及川賢(おいかわ けん)
教育学部で教員養成に携わっています。また、中高一貫校での教諭として経験を活かし、県内外で小学校、中学校の英語の授業改善のお手伝いをする機会も多数いただいています。語研では「外国語教育研究賞」の委員長も務めています。
参加費:会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
日時:7月27日(土)20:00~21:30
(申込締切:7月24日(水))
形式:オンライン
講師:吉澤 孝幸(秋田県立秋田南高等学校中等部)
講義内容
教科書が中心的な教材であることは、今も昔も違いはないように思います。インタラクションを通して教科書で扱われているテーマをよりよく理解するための指導の足跡を報告します。 「意味とは使用である(meaning is use)」と「構造は使用から生まれる(structure emerges from use)」という考え方を支柱にして自分の授業を考えてきました。また、教科書を活用して、昨年の全国学力調査の「話すこと」大問2のような課題にどう対応できるかについても考えを述べさせていただきたいと思います。
講師プロフィール
吉澤 孝幸(よしざわ たかゆき)
秋田県内の中学校に勤務して、現場一本で30年以上が経ちます。教室だからこそできる実践研究を少しずつ行ってきました。いまだに壁に当たることも多いですが、「壁に当たっていること自体良いことだ」と思うようにしています。授業が自分の一日の中心であることは、年齢を重ねても変わりません。2018年パーマー賞受賞。
参加費:会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
日時:6月22日(土)16:30~18:00
(申込締切:6月19日(水))
講師:矢田 理世(筑波大学附属高等学校)
講義内容
生徒それぞれが主体的に授業に参加し、学びを深められるような指導の手順と工夫についてお話しします。Zoom上ではありますが、参加者の皆さんには音読や読解、語彙の学習などの活動を体験いただき、生徒と教師の両方の視点からご自身の授業を振り返るきっかけになれば幸いです。学生さんの参加も、もちろん歓迎します。
講師プロフィール
矢田 理世
大学卒業後、私立の中高で元気な男子集団相手に奮闘する日々から教員生活が始まりました。働きながら大学院へ通い MA TESOLを取得。検定教科書を軸に、学校でだからできることを最優先に据えて、生徒たちの個性を活かせる授業を目指しています。「論理表現」など検定教科書の執筆をしているほか、大学の教職課程の授業も5年間担当しました。2019年度パーマー賞受賞。
参加費:会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
パーマー賞受賞者「100周年記念講座」⑤(オンライン)古くても新しい"Speech" vs. "Language"
日時:3月9日(土) 開催時刻が変更になりました。ご注意ください。15:00〜16:3017:00〜18:30
(申込締切:3月6日(水))
講師:伊藤 雄二(2000年度パーマー賞受賞者/北陸学院大学)
内容紹介文
語学教育研究所創立100周年、誠におめでとうございます。本講習会講師のご依頼を受け、約100年前に思いを馳せています。1922年、ロンドンからマルセイユに向かい、静岡丸に乗船したパーマー博士はどんな大志を抱いていたのでしょうか。翌1923年、文部省内に英語教授研究所(語研の前身)を開設し何を思っていたのでしょうか。この講習会では、パーマー博士の基本的な考えに少々触れ、パーマー賞を頂いたころの私自身の授業についてお話します。
講師プロフィール
伊藤 雄二(いとう ゆうじ)
国公立中学校・海外日本人学校(小中)・国立大学附属高等学校、大学の非常勤講師等を経て、現在は石川県金沢市にある北陸学院大学教育学部で英語の教員養成の仕事に携わっています。昔は、毎週語研の研究会に参加して、小中高大の先生方から貴重な教えをいただきました。少しでもパーマー博士の考えを学び、実践し、その結果を広く皆さんに伝えたいと思いながら40年以上が過ぎました。 2000年パーマー賞受賞。
参加費:会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
アラカルト講座⑥(オンライン)学びのユニバーサルデザイン(UDL)を取り入れた授業づくり
日時:1月21日(日)10:00~11:30
(申込締切:1月18日(木))
講師:草間 浩一(武蔵高等学校中学校)
内容紹介文
「学びのユニバーサルデザイン(UDL: Universal Design for Learning)」では、学習者一人一人が違うことを前提に、個々の違いに合った学習が出来るような工夫を考えます。障碍を持っているのは学習者ではなく、カリキュラムの方だと捉え、解決策を考えます。UDLの基本の理解から始め、この考え方を取り入れると、何が出来るのか、何が変わるのかを考えることで、授業作りのヒントを探ります。
講師プロフィール
草間 浩一(くさま こういち)
武蔵高等学校中学校で教え始めて35年以上が経ちました。途中英国ニューカッスル大学に留学し、生徒の学習スタイルの違いを活かしたCALL(Computer Assisted Language Learning)を研究、PhDを取得しました。その後も個々の生徒の違いを考え続け、カウンセリング心理士、特別支援教育士の資格を取得しました。現在はUDL(Universal Design for Learning)の考え方を応用した授業実践に取り組んでいます。また、2018年度から早稲田大学の非常勤講師として特別支援教育の集中講座も担当しています。
参加費:会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
冬休み「型づくり」講座⑥(オンライン)中高・音読から話す活動へ
日時:1月7日(日) 15:00〜16:30
(申込締切:1月4日(木))
講師:淡路 佳昌(大東文化大学)
内容紹介文
話す活動につながっていく効果的な音読のポイントは、ステップを踏んで無理なく積み上げていく練習方法と、 音読に入る前の本文の導入方法にポイントがあります。この講座では、実際の中学校教材を例に取り、本文の導入と説明で内容理解を図り、それからどのように変化を持たせて繰り返し音読をさせるかについてご紹介します。 さらに、音読の成果を土台として、いかにして話す活動につなげていくかについて考えます。
講師プロフィール
淡路 佳昌(あわじ よしまさ)
高等専門学校で教員生活をスタートし、私立の大学に勤務した後、大学を辞めて念願の中学校教師として再スタートしました。約10年勤めて、再び大学に戻り、現在は大東文化大学外国語学部英語学科で英語の教員養成を担当しています。
◆参加費: 会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
<「型づくり」講座シリーズ割引>
「型づくり」講座では、対象となる6回の講座で、「非会員」の方が3つ以上の講座を受講される場合に次の割引をご利用いただけます。申込時に、ご利用される割引を自己申告ください。
1講座3000円、2講座6000円、3講座8000円(-1000円)、4講座10000円(-2000円)、5講座12000円(-3000円)、6講座14000円(-4000円)
冬休み「型づくり」講座⑤(オンライン)高校・アクティビティ
日時:1月7日(日) 13:00〜14:30
(申込締切:1月4日(木))
講師:矢田 理世(筑波大学附属高等学校)
内容紹介文
毎日忙しくて「明日の授業どうしよう」と追われている方も多いと思いますが、おそらく仕事は減りません、授業プランの方法を考えましょう。例えば単元ごとに明確なゴールを設定し、そこから逆算して授業を組み立てるのです。長期的な見通しを持って計画すると、いろいろなことが有機的に準備できます。この講座では、高校の授業における様々な「発表活動」を具体的に紹介するとともに、具体的な指導手順や留意点、時間配分などを紹介しながら、授業構成のポイントを提案します。『英語授業の「型」づくり』VII Activities(高校編)に基づく内容です。
講師プロフィール
矢田 理世(やだ まさよ)
大学卒業後、私立の中高で元気な男子集団相手に奮闘する日々から教員生活が始まりました。働きながら大学院へ通い MA TESOLを取得。検定教科書を軸に、学校でだからできることを最優先に据えて、生徒たちが個性を発揮する場面のある授業を目指しています。学校の仕事に加え、これまでに大学の教職課程の授業を非常勤で5年間担当しました。「英語表現 / 論理表現」など検定教科書の執筆もしています。2019年度パーマー賞受賞。
◆参加費: 会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
<「型づくり」講座シリーズ割引>
「型づくり」講座では、対象となる6回の講座で、「非会員」の方が3つ以上の講座を受講される場合に次の割引をご利用いただけます。申込時に、ご利用される割引を自己申告ください。
1講座3000円、2講座6000円、3講座8000円(-1000円)、4講座10000円(-2000円)、5講座12000円(-3000円)、6講座14000円(-4000円)
冬休み「型づくり」講座④(オンライン)高校・新教材の導入
日時:1月7日(日) 10:00〜11:30
(申込締切:1月4日(木))
講師:浅野 伸子(東京都立小山台高等学校)
内容紹介文
授業で導入にかける時間は全体の4分の1であっても、導入が成功すれば授業の8割は成功したと言っていいでしょう。導入部でいかに生徒を巻き込み、その時間に扱う教材を理解させ、後に応用にまで発展させるかをお見せします。取り扱うのは高校のコミュニケーション英語の色々なレベルの教科書です。もちろんOral Introductionを用います。
講師プロフィール
浅野 伸子(あさの のぶこ)
今までにいろいろな学力層の都立高校を経験してきました。その間一貫して心掛けたのは、英語を理解したい、使いたいという生徒の希望を尊重することです。流行に振り回されることなく基本に忠実に授業を作る姿勢を学んだ語研で、明日の授業に悩む先生方の力になれることをうれしく思っています。
◆参加費: 会員 1,000 円 非会員3,000円 (学生は各半額)
<「型づくり」講座シリーズ割引>
「型づくり」講座では、対象となる6回の講座で、「非会員」の方が3つ以上の講座を受講される場合に次の割引をご利用いただけます。申込時に、ご利用される割引を自己申告ください。
1講座3000円、2講座6000円、3講座8000円(-1000円)、4講座10000円(-2000円)、5講座12000円(-3000円)、6講座14000円(-4000円)
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