日本英語学の祖,市河三喜
日本の英語学は市河三喜 (1886-1970) に始まる,といわれています。この大学者はまた新教授法の普及にも多くの情熱を注ぎました。
パーマーが日本に着いたとき神戸まで出迎えたのもこの人でした。それ以来パーマーの良き理解者として最初は顧問,のち戦前から戦後にかけて苦難の時代に所長・理事長として通算 30 年以上にもわたって中枢で研究所を支えました。
市河賞について
1966 (昭和41) 年,研究所は市河博士の傘寿 (80歳) を記念して,博士からの寄付金を基金として「市河賞」を設けました。英語学研究の優れた論文を公刊した若手研究者に対して「市河賞委員会」の審査を経て贈られてきました。しかし、2016年度に50回目の授賞を行なったのを節目とし、同賞の終了を決定いたしました。なお、受賞された方は56名に及び、英語学の分野において顕著な活躍をされています。
日本の英語学は市河三喜 (1886-1970) に始まる,といわれています。この大学者はまた新教授法の普及にも多くの情熱を注ぎました。
パーマーが日本に着いたとき神戸まで出迎えたのもこの人でした。それ以来パーマーの良き理解者として最初は顧問,のち戦前から戦後にかけて苦難の時代に所長・理事長として通算 30 年以上にもわたって中枢で研究所を支えました。
市河賞について
1966 (昭和41) 年,研究所は市河博士の傘寿 (80歳) を記念して,博士からの寄付金を基金として「市河賞」を設けました。英語学研究の優れた論文を公刊した若手研究者に対して「市河賞委員会」の審査を経て贈られてきました。しかし、2016年度に50回目の授賞を行なったのを節目とし、同賞の終了を決定いたしました。なお、受賞された方は56名に及び、英語学の分野において顕著な活躍をされています。
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